5.画像を入れよう

前回までで、ファーストビューに必要な最低限の要素の2種類、
何ができるか?とレスポンスデバイスについてを解説しました。

さて、今回は、今までお伝えしたことと、一見逆のことをお話しします。

画像をたくさん使うのが吉

もし、あなたのホームページが文章ばかりだとしたら、
損している可能性があります。

単純に考えてみてください。
文章ばかりのサイトと、
画像がふんだんに使われているサイトでは、
どちらを見たいですか?

画像のあるサイトの方ですよね。
文章ばかりだと、味気ないですし、さみしいです。

ですから、サイトにはできるかぎり、
画像を入れて、雰囲気を明るくしましょう。

なぜ画像を入れた方がいいの?

前回の記事で、
デザイン性は二の次と書いていたのに、
今回、真逆のことを言っていて、矛盾を感じた方もいらっしゃるでしょう。

もちろん、それには理由があります。

少し前に、男脳・女脳がブームになったのを覚えておられるでしょうか?
男性は論理的な左脳が優位で、女性は感情的な右脳が優位というあれです。

実は、女性はページに書かれている文章を
ほとんど読んでいません。
画面全体をパッと見て、目に付いたところだけを拾い読みしています。

これは脳の傾向が、文章よりも映像で認識をするようになっているためで、
脳科学のいろいろな調査で明らかになっています。

理由としては、赤ちゃんや子どもの微妙な表情を判別して、
気持ちを理解する必要があったために、
映像をより重視するようになったからとされています。

以上のことから、
特に女性には、ファーストビューに画像がないと、
言いたいことが伝わりにくくなるのです。

ですから、女性をターゲットにしたサイトを作る場合は、 画像を使うのが必須です

例えば、女性のお客様が多いであろう、
離婚協議書作成のサイトをいくつか検索して眺めてみてください。

上位に来るサイトは、
ほとんどが写真や画像で埋め尽くされていますよね。

デザイン性は必要ないと言いましたが、
それはあくまで、
見込客の興味をつかむという最も重要なハードルをクリアした後の話です。

このように、興味をつかむために見た目が要件の一つになるのなら、
それは最初に満たす必要があります。

このあたりも、
ステップ2:ターゲットを設定するで、
誰がお客様になるかを検討しないとわからない事柄です。

なぜ、私がこのサイトをステップ別にしているのかが分かりましたか?
順番に進めていかないと、的外れな対策を施してしまって、
改善にならないことが多々あるからなんですよ。

次回は、サイトの信頼性を増す方法についてお話します。

6.信用性を高める要素を取り入れる、に進んでください。


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