12.外部SEOとペンギンアップデート対策はどうするか?

外部SEO対策は外部リンクにあり

今も昔も、「SEOと言えば外部リンク」。
その重要性に疑いはありません。

ただ、以前に比べると、非常に難しい要素を含んでいます。

昔は、「質より量」的なところがあって、
とにかくリンクの本数を集めれば、上位表示できていました。

しかし、今は外部リンクの質の方が重視されます
どんなリンクでもいいというわけではなくなりました。

下手なところからリンクされると、リンクが無効扱いされるばかりでなく、
自分のサイトがペナルティを受けてしまう恐れもあるのです。

ですから、リンクをもらうのも、貼るのも
注意が必要になっています。

そんな風になったため、
質の高いリンクの価値がとても高まっています。

外部要因は、やはり外部リンクが肝なのです。

ペンギンアップデートとは?

外部リンクを得るための方法として、昔から行われてきたのが下記の手段です。

  1. 相互リンク
  2. 自作自演のサテライトサイトからのリンク
  3. ソーシャルブックマークに登録
  4. 中小検索エンジンに登録
  5. 有料リンクの購入

ところが、Googleが導入したペンギンアップデートによって、
これらの方法のほとんどは、
ペナルティを受けるスパムと認定されるようになってしまいました。

ペンギンアップデートとは、
外部リンクの質を問うものです。

相手サイトの評価が低いと、リンクの効果はありませんし、
相手先がスパム認定されていようものなら、
あなたのサイトまでペナルティを受けて、圏外に飛ばされてしまいます。

相互リンク

相互リンクに関しては、相手先のサイトの内容をよく確認しましょう。
きちんと運営されていて、あなたのサイトと類似性が高ければ
リンク先として評価されます。

サイトの類似性とは、似た内容を取り扱っているかどうかです。
あなたのサイトと関連性の高いサイトからのリンクの方が、
関連性の低いサイトからのリンクより、評価が高まります

例えば、
法律を扱っているサイトに、グルメサイトからのリンクが張ってあっても、
法律とグルメでは、ジャンルが異なるので、評価は低くなります。

自作自演のサテライトサイトからのリンク

サテライトサイトとは、
自分のサイトにリンクを送るために、自分自身で作ったサイトのことです。

無料ブログやホームページなどを量産して、
そこからメインのサイトにリンクを張ることで
外部リンクの数を増やして、SEO対策にしていました。

現在では、自作自演のリンクの評価は、低く抑えられています。
というのは、
リンクの効果がサテライトサイト自身の評価に左右されるからです。

昔は、中身の薄いサイトからでも、1本のリンクとしてカウントされましたが、
今では、評価の低いサイトからのリンクは、無効化されてカウントされません
しかも、相手先サイトがマイナス評価されていたとしたら、
自分のサイトの評価もマイナスされてしまうのです。

というわけで、
きちんと運営されていて、中身が濃く、
メインサイトと関連性の高いサテライトサイトからのリンクはとても高い評価を受けます。

ともすれば、サテライトと言うより、
メインサイトを複数持つと考えた方がいいくらいです。

たまに、SEO業者から電話で営業を受けることがあるかもしれませんが、
くれぐれも気をつけてください。

SEO業者の中には、
ペンギンアップデートに引っ掛かる、古いSEOを行っているところが
多数あるからです。

もし、そんなところからリンクを張られて圏外に飛ばされたら、
リカバリーするのが非常に困難です。

ソーシャルブックマーク、中小検索エンジンへの登録

これも、昔は横行した手法なのですが、
今はやりすぎると、やはりスパム認定されます。

考えなくてもいいくらいです。
行政書士が行うべきSEOは、もっと他にあります。

有料リンクの購入

これは絶対に行うべきではありません。
Googleは、外部リンクを有料で購入することを、
ガイドライン違反として、明確に禁止しています。

ばれたら、即ペナルティで、圏外に飛ばされますよ。

ペナルティに関しては、
真っ当にサイトを運営していれば、気にすることはありません。

質の高い外部リンクを得るには

そもそも、SEOは相対評価です。

ライバルとの兼ね合いで決まるものなので、
極端な話、
弱いライバルしかいなければ、SEOをしなくても1位を取れます。

内部リンク対策をしても勝てないほどライバルが強いとなって初めて、
外部SEOが必要になるのです。

ですから、まずはライバル調査が必要です。
それからSEOがどの程度必要なのかを考えて対策を講じましょう。

そして、質の高い外部リンクを得るには、
質が高いコンテンツ、検索者が求めるコンテンツを提供することが
大前提です。

検索者がなぜ検索エンジンを使うのかを
もう一度思い出してください。


それでは、これでステップ4は終わりです。
アクセスアップに関しては、ひとまず終了させていただきます。

これまで、
ステップ3で反応率の高いサイトを作って、
ステップ4でアクセスを集めました。

売上の公式にしたがえば、これで成果は上がるはずです。

ここで、また、
ステップ1で準備したアクセス解析の結果を分析して、
サイトの改善を繰り返しましょう。

売上を逃す要素を減らしていけば、
成果が上がっていくのは道理ですよね。

そして、成果が上がり始めたら、
更にその上を目指したくなるかもしれません。

ここで必要になるのが、「差別化」です。
ステップ5からは「差別化」についてお話していきたいと思います。

ステップ5:差別化する、に進みましょう。


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