3.依頼につながらないアクセスと問い合わせを減らす
ステップ4：9.良質なアクセスを集めるで、
依頼につながらない無駄なアクセスのことをお話ししました。
無駄アクセスは、
聞いて終わりの無駄な問い合わせにつながり、
あなたの貴重な時間を奪うものですから、
最初から呼び込まないようにした方がいいものです。
では、どうしたらこれらを排除することができるのでしょうか？
その方法をお伝えします。
無駄アクセスと無駄問い合わせの定義
アクセスから、無駄アクセスをはじくには、
見込客のふるい分けが有効です。
これらを解説する前に、
「無駄アクセス」と「無駄問い合わせ」の意味を明確にしておきます。
- 依頼につながらない→売上に貢献しない
- 時間を取られた揚句、二度と連絡がない→やるべき作業ができない
要するに、上記のような
自分の時間を浪費させられるコンタクトを“無駄”と定義します。
自営業者にとって、
時間は一番貴重なものですから、
依頼につながらない問い合わせに、全てきちんと応対していたら、
売上を上げるために使う時間が無くなって、
機会損失してしまいます。
そういう客とは付き合わないようにするのが、
経営的には、ベターです。
こう言うと、
「どんな問い合わせでも、きちんと応対するのが客商売だ」
「困っている人を見捨てるのか」
「お客さんをより好みするなど、何様のつもりだ」
と言われる方が、必ずいらっしゃいます。
さて、あなたはどう思ったでしょうか？
ここが、このページのキモになります。
私が自分の意見を記載して、立場を明確にした結果、
それに賛同する方と、反発する方が出てきました。
賛同して下さった方は、このまま読み進めてくださるでしょうし、
反発された方は、サイトを閉じてしまわれることでしょう。
お気づきになりましたか？
そう、自分の立場を明らかにすることで、
これから付き合いたい人と、付き合いたくない人を
ふるいにかけけることができるんです。
先ほど私が言ったことは、
この実例でした。
まぁ、半分は本気ですが(笑)。
というわけで、
サイトに記載する内容によって、
問い合わせしてくる見込客を、自分の付き合いたい人だけに
選り分けることが可能になります。
この点も、
インターネットで集客する際のメリットの一つです。
では、改めて無駄アクセスを呼び込まない方法を説明します。
付き合いたくないお客さんからのアクセスを除く方法
まず、付き合いたくないお客さんからは
アクセスされないようにしましょう。
そのためには、ステップ２で行ったターゲット設定が重要になります。
付き合いたい見込客からのアクセスを集めるためには、
設定したターゲットが使う言葉を、タイトルタグやページ内に使うことが必要でしたね？
この裏を返せば、
付き合いたくない人が使う言葉を書かなければ、
あなたのサイトは、検索結果にヒットしないことになります。
例えば、
安売りしたくないのであれば、
「激安」「値引き」「安い」などの言葉を使ってはいけません。
使ってしまうと、そういうものを求める人が集まってきます。
スピードで差別化しようと、
「早さ」を売りにしたページを作った場合、
当然、早さを求める人が来ます。
仕事は増えるかもしれませんが、
急ぎの作業ばかりになるので、
一人事務所では、休みも取れなくなる可能性があります。
同業他社との差別化を考えるにあたっては、
こういう点も考慮に入れるようにしましょう。
付き合いたいお客様を呼び込むページの作り方
先ほど書いたとおり、
値段を売りにすると、それを求める人たちが集まります。
価格を訴求ポイントにすると、
ダンピングされたり、価格競争に巻き込まれ、
どんどん経営が苦しくなるのです。
こういう場合は、料金表を明記すると、
安さを求める人を排除できます。
その値段に納得した人だけしか連絡してきませんから。
また、標準処理期間を明記することで、
必要以上の速さを要求する人を排除できます。
さらに、
サイト内に、あなたの想いを記載するコーナーを
作るのもおすすめです。
- 自分はこんな思いで仕事をしている
- こんな人のお手伝いをしたい
- 自分はこんな人間だ
など、自分の想いを載せることで、
それに共感する人が集まってくるようになりますし、
その対極に位置する人は、自然と寄ってこなくなります。
こうした思いに共感して集まってくれた人たちは、
あなたのファンになってくれる可能性が高いです。
ファンになってくれた方は、値段で判断しませんから、
結果、客層が良くなって、
自分のやりたい仕事ができるようになり、精神的に楽になりますよ。
そうなると、時間にも余裕ができて、
仕事ばかりでなく、
自分の人生を追求できるようになります。
最後に
無駄なアクセスと無駄な問い合わせを減らす方法をまとめると、
- あなたの想いをページ内に明記する
- あなたがしたくないことはページ内に書かない
この２点が大切です。
