2.ロングテールキーワードを狙ってアクセスアップ

検索回数は少ないけど見逃せないロングテールキーワード

検索エンジンからアクセスを集めようとする場合に重要なのは、
どんなキーワードを狙うか」です。

このキーワード選びが、
SEOの難易度に直結すると言っても過言ではありません。

そのキーワードを検索回数の量で分けた場合、
下記の2種類に分けられます。

  1. 検索回数の多い「ビッグキーワード
  2. 検索回数の少ない「スモールキーワード

通常、SEO対策と言えば、
ビッグキーワードで上位表示させることを指します。

成功すれば、ものすごい数のアクセスが見込めますから、
皆が狙うんですね。

でも、
そうなると当然、ライバルも増えるため、
競争が激しくなります。

俗に言う「レッドオーシャン」。

はい、
初心者や後発組が飛び込んでも
まず、勝てるものではありません。

では、この図を見てください。

ロングテールキーワード

ある程度の期間、サイトを運用すると、
アクセス解析の形はたいていこうなります。

キーワードが、
検索数の多い物と少ない物に別れてくるんです。

ここで、検索数が少ないスモールキーワードを全て合算すると、
ビッグキーワードのアクセス数に引けを取りません。

むしろ、ビッグキーワードの検索数を超えることも多いです。

これは、パレートの法則や80:20の法則と呼ばれるものです。
売上の8割を2割のお客様が占めるという法則ですが、
それと似た状況が出現します。

このような、スモールキーワードの集合を
ロングテールキーワード」といいます。

長いしっぽのような形から、そう名付けられました。

ロングテールキーワードは、
ビッグキーワードに比べてSEOがゆるいですから、
比較的簡単に上位表示できます

ですから、ローカルな業務の依頼を集めようとする行政書士は、
ロングテールキーワードを狙うのがおすすめです。

ロングテールキーワードの集め方

ロングテールキーワードを狙うメリットには、
専門的なSEOの技法が不要」という点があります。

ご自分のアクセス解析を見てください。

ロングテールキーワードの特徴として、
思ってもいなかったキーワードでアクセスが来ます。
本来、狙っていなかったキーワードでの流入が多いのです。

この思ってもいなかったキーワードが、
お客様の生の声です。

ステップ2でターゲットを設定しましたが、

自分の頭で考えただけでは、
決して思いつかないリアルな悩みが
ロングテールキーワードに現れてきます。

言うなれば、
ロングテールキーワードは、
あなただけの宝の山なんです。

このようなお宝キーワードを集めるためには、
まず、記事の量が必要です。

1ページに記載されているテキストの量が多いと、
その分、単語の数が増えることになりますから、
いろいろな言葉が検索に引っ掛かってくる率が高まります。

Googleは、ページ内のテキストのボリュームを
ランキングの評価に使っていることから、
ページ内にある程度のテキストボリュームは必要なのですが、

ロングテールを集める意味でも、
テキストを盛り込むことが必要なのです。

もちろん、
SEOやロングテール対策だけを目的とした、
中身のない、水増ししたような記事は論外です。

文章として冗長だったり、意味が通らなかったり、
論理が破たんしているような記事は、
訪問者に嫌われてすぐ離脱されます。

そんな、滞在時間が短いページばかりのサイトは、
結局、Googleにペナルティを受けて評価を下げられます。

やはり、きちんと訪問者の役に立つ記事を書くのが、
最高のSEO対策なのです。

そうして評価されるサイトができれば、
自然にリンクも集まりますから
外部リンク対策にもなります。

良質なコンテンツこそが最強のSEO
と言われる所以です。

話しが少しそれてしまいましたが、

ロングテールキーワードを集められるようになれば、
ライバルとガチンコのSEO勝負をしなくても、
意外なところから来る良質なアクセスで、
依頼につなげることができるようになりますよ。


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