1.独自ドメイン+有料レンタルサーバーで運用する

サイトは独自ドメインで運用しよう

ホームページを公開するだけであれば、無料でできます。

最初は練習だと思って、すべて無料で始めるのも悪くありません。
でも、ホームページを更新したり、
サーバーの管理に慣れてきたら、
できるだけ早いうちに、
独自ドメイン+有料レンタルサーバーで運用することをおすすめします

その理由をお話しします。

独自ドメインと有料レンタルサーバーのメリット

URLが看板になる、わかりやすくなる

独自ドメインを使わないということは、
無料のレンタルサーバースペースを借りて、
サイトを運用することになります。

そうなると、
URLは、そのサービスを提供している会社や、
サービスの名前になります。

例えば、http://×××.sakura.ne.jp/△△△/
といった具合に(上記はさくらインターネットで独自ドメインを適用しない場合)。

URLを自分の好きに決めることはできませんし、
長ったらしくなります。

一方、独自ドメインは、
自分の好きにURLを決められますから、
あなたの名前や、サービス名を付けることができます。

というわけで、独自ドメインは、
リアル世界の「看板」と同じように扱えるのです。

事務所名とも、取扱業務名とも、
何の関係のないURLが記載された名刺と、

事務所名やサービス名と関連したURLが記載された名刺を見比べれば、
どちらが、ネットに力を入れているかは、一目瞭然です。

さらに、シンプルで分かりやすいURLはお客様にも伝わりやすいです。

ユーザーフレンドリーなサイトを目指すなら、
URLにもこだわりたいですね。

サイトがなくなる心配がない

個人的には、
これが一番の利点だと思います。

無料のレンタルサーバーは、
タダで使わせてくれる代わりに、
いろいろな規約に縛られます。

例えば、
ページ内に広告が挿入されたり、
いきなりサービスが停止されても文句が言えなかったりなどなど・・・

万一、不具合が起こって
データがすべて飛んだとしても、
文句を言うことすらできません。

なにせ、タダなんですから。

せっかく作ったホームページが突然無くなると、
アップロードし直すまでは、
そこからの依頼も問い合わせもゼロになります

そうならないためにも、
有料のレンタルサーバーを借りて運営することをおすすめします。

有料のレンタルサーバーであれば、
少なくとも、突然サービスが停止するリスクはありませんから安心できます。

もちろん、バックアップは忘れずに。
リスクヘッジは、自己責任ですよ。

ブランディングに有利

独自ドメインで運用していくと、
次第に検索エンジンからの評価が高まっていきます。

サイトを開設してからの期間も評価対象になっているからです。

ですから、長期的にサイトを運用していくつもりなら、
最初から独自ドメインを使った方が、後々有利に働きます。

そうして評価が上がると、
上位表示されて露出が増えますから、
あなたの事務所名やサービス名がブランド化されていきます。

すると、権威化されて、
ネット上でも、現実社会でも
仕事上でとても有利になります。

そうなれば、ドメインは立派な資産です。
有名になれば、看板に価値が出てくるのと一緒ですね。

独自ドメインのデメリット

ここまで、独自ドメイン+有料サーバーを使うことの利点をご紹介してきましたが、
一方で、デメリットもあります。

まず一つは、「有料である」こと。

やはり、タダでは使えません。
でも、独自ドメインの料金は年間¥1,000くらいですし、
有料サーバーの費用も、年間¥4,000~¥5,000といったところです。

一件仕事が入れば十分ペイできます。
無料サーバーのリスクを考えれば安いものですよ。

また、初心者には、
導入するための最初のハードルが高いかもしれません。

これに関しては、
検索エンジンで検索すれば、
契約方法から、設定方法まで画像付きで解説されているページが
いくつも見つかります。

それを見ながら進めれば、
まず大丈夫ですから、心配無用です。

独自ドメインにはデメリットもありますが、
メリットに比べれば微々たるもの。

サイトを運用するなら、
独自ドメインが絶対有利ですので、
これから作成する方は、ぜひ導入しましょう。


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