3.現状確認の重要性

問題点を明確にできなければ改善もできない

もし、あなたがホームページで思うように集客できていないのなら、
それには必ず理由があります。

大切なのはその理由を明確にすることです。
理由が分からなければ、改善しようもありませんからね。

そのためには現状をしっかりと分析することが必要です。

現状を数値化して分析する

現状を分析するためには、要素を数値化しなければなりません
「だいたいこのぐらい」なんて感覚的なものは、残念ながらあてにならないからです。

ちなみに、フリーペーパーや折り込みチラシなどの広告は、
本当にその広告を見て依頼があったのかを確認することができません。
反応を数値化できませんから、どうしてもどんぶり勘定になってしまいます。

きちんと利益が出ているのか?
それとも、実は赤字なのか?

効果測定ができない媒体に広告を出し続けるのは、
費用対効果の点から言っても、得策と言えません。

反面、ネットの場合は、
全ての数値を計測することができます。

ホームページにどれだけアクセスがあって、
そこからどれだけ問い合わせが来たかを測れるのです。

この点も、ネットで集客するメリットの一つになります。

アクセス解析といった無料ツールが提供されていますから、
それを導入するだけで計測できます。

これによって、正確な数値を把握できますから、
効果のないことはやめればいいし、
成果の合ったものだけを継続する判断ができます。

数値を計測することで初めて、
分析する材料を得られますので、
広告の費用対効果を上げる意味でも、
数値の計測は必須です。

ネットで売上を上げる公式

はじめに、
マーケティングの世界では有名な、売上に関する公式をご紹介します。

アクセス数×成約率=売上

これは最も簡単なものです。
例えば、サイトに1,000アクセスあって、5%の人が購入したとします。
平均商品単価が¥10,000だとすれば、¥500,000の売上です。

これを行政書士のサイトに置き換えてみると、

アクセス数×反応率=売上 になるでしょう。

販売業やサービス業だと商品購入がゴールになるので、
成約率でいいのですが、行政書士の場合ですと、サイトのゴールは、
主に電話での問い合わせになるでしょうから、反応率とした方が適当だと思います。

※実際には、
問い合わせの後、依頼に結びつくか否かの要素が入るため、
アクセス数×反応率×成約率=売上
が正確な公式になります。

しかし、このサイトでは「ホームページを活かすこと」に焦点を当てており、
問い合わせから依頼につながるかは、
話の内容に大きく左右されるため、
当サイトでは「成約率」を考慮に入れないことにします。

さて、上記の公式から言えるのは、
売上を上げるには、「アクセス数」と「反応率」の数値を上げればいいということです。

先ほど、しつこいほど「数値化しなければならない」と言ったのは、
数字が分からなければ、何が悪いのかの問題点が分からず、
『目標設定』もできないからです。

ここまで来ると、
ホームページから売上が上がらない理由が分かりますね。

そうです。
「アクセス数」か「反応率」のどちらか、もしくは両方が足りないのです。

では、具体的にこれらの数値がなぜ伸びないのかの理由と、
上げるための方法を、次回考えていきます。

次回→4.なぜあなたのHPから売上が上がらないのか?


このページの先頭へ