1.始めに反応率を高める方が先
ステップ1で、インターネット経由で売上を上げるためには、
「アクセス数」と「反応率」を高めればいいとお話ししました。
このステップからは、
これらの項目の数値を高める改善法を具体的に説明していきます。
始めは「反応率」を高める方が効率的
売上増加のためには、「アクセス数」と「反応率」の数値を高めればいいのですが、
最初に手をつけるべきは「反応率」です。
なぜなら、その方が効率がいいからです。
例えば、現在の反応率が1%だとします。
これは、1000アクセスあったうち、10件の問い合わせが来ている計算です。
もし、反応率が2%になったら、問い合わせは20件になりますね。
全て依頼に結びついたら、売上も2倍になります。
前月5万円だったとしたら、10万円になるのです。
反応率はホームページに記載されている内容で上下します。
だから、内容を修正するとすぐに変化が表れてきます。
修正した次の日から、売上が上がり始めるなんてことも多いです。
一方、同じ結果をアクセスを増やすことで実現しようとしたら、
2,000アクセスが必要になります。
ご存知の方も多いでしょうが、
1,000アクセス増やすのは、かなり大変です。
時間も手間もかかります。
もし、アクセスを呼ぶのに、広告費を払っていたら、
反応のないアクセスを、990件さらに増やすのは、
経費を無駄にしていると言わざるを得ません。
反応率の増加を図らずに、
広告を出してアクセスを買うのは、
とても費用対効果が悪いと言えます。
このことから、まずはじめに行うのは、 反応率の向上、つまりホームページの内容修正です。
やってみるとわかりますが、
アクセスを増やすのと、反応率を上げるのとでは、
反応率を上げる方が、はるかに簡単です。
また、アクセスを増やすよりも反応率を上げる方が
結果が早く出ます。
先ほども申しあげたように、
アクセスを増やすには時間がかかります。
広告を出せば別ですが、
無料の手段でアクセスを増やすには、
一ヶ月スパンの計画になりますし、
効果が出るまで、3ヶ月は見なければなりません。
反面、反応率はホームページに記載されている内容で変化しますので、
内容を修正してアップロードし直せば、すぐ変化が現れます。
この点からも、反応率の改善を先に行った方が効率がいいのです。
では、次回から、反応率改善のために修正すべきホームページの内容について、
具体的な項目をお話ししていきます。
初回は、ページのうち、最も大切と言える、
ファーストビューにの改善について説明します。